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鎌倉 八百善

  1. 2016/07/01(金) 11:48:29|
  2. 伝統工芸|
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友人に誘われ、梅雨の晴れ間に、鎌倉の『八百善』という江戸料理の店でランチをしてきました。
江戸料理というのはどんなお料理?と疑問に思い、事前にインターネットで調べたところ、『八百善』は創業享保二年で、300年の歴史をもつ老舗割烹。
江戸時代には浅草に店があり、将軍や、酒井抱一や太田蜀山人など文化人が訪れるサロンのような存在で、篤姫が勝海舟と一緒に来たり、ペリーの接待の料理を担当したり、重要な役割をはたしてきた店のようです。
両国の江戸東京博物館や新宿高島屋の店を閉めた後、数年前から鎌倉の明王院の一画にある古民家でお昼の営業のみやっているとのこと。

明王院(下の写真)は、浄明寺の奥の方です。
紫陽花の季節で、鎌倉駅からのバスは満員でした。

meioin

『八百善』の入り口
yaozen mon

「食レポ」は、あまり得意でないのですが、今回は器が面白かったので、食事の時の写真を。

まずお盆
yaozen kyoka

「詩は五山 役者は杜若 傾はかの
芸者はおかつ 料理八百善」
蜀山人の狂歌です。
八百善は、江戸一番の料亭だったというのとですね。
金継ぎしてある小さな湯呑のような器には、イカの塩辛が入っていました。

小柴のトビウオの和え物は江戸切子に
yaozen kiriko

ゴマ豆腐のお椀
yaozen wan

鳥のふっくら煮
yaozen tori yaozen tori2

予約すれば、お茶事のお料理も用意してくれるとのこと。
その時に使われるお道具が、廊下にさりげなくというか「無防備に(?)」置いてありましたが、どれも素敵でした。
数代前のご主人が骨董好きで、お茶道具を集めたそうです。

yaozen cha yaozen cha2

お昼のコースは7品で、3000円。
予約が必要ですが、ゆったりと時間がある時に、鎌倉まで出かけてみる価値ありです。

2016年7月1日





絣祭り

  1. 2016/05/09(月) 11:55:23|
  2. 伝統工芸|
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連休をはさみ、なかなかブログのアップができませんでした。
実は、連休前の週末(4/23〜24)には、久留米絣の産地福岡県八女広川町の『絣祭り』のお手伝いに行っていたのです。
熊本の地震の影響で、延期になるのでは〜と思っていたのですが、「自粛しとったらいかんとです」と担当の方からお電話があり、飛んで行きました。
福岡行のヒコーキには、赤十字の方が乗っていましたし、高速道路には「緊急支援車両」と書いた車がひっきりなしに通っていましたが、久留米あたりでは一度も地震を感じることはありませんでした。 被災地では今でも揺れているようですが…
一日も早く平穏な日々が戻りますように。

今回の出張の目的は、昨年の夏、久しぶりに広川町に行き、預かってきた藍染め手織りの久留米絣の反物を使って作ったサンプルを『絣祭り』の会場で、「絣でこんな服もできるのです!」と紹介することでした。

作ったサンプルです

kasuri matsuri16.04

小幅の着物の反物で作ったとは思えないでしょう?
母子とおばあちゃん、三代で着られるというのがコンセプト。
エルメスにも、マッキントッシュにも負けないトレンチコートです!
でも、反物自体が30万円もするので、かかわった私たちでさえ、買うことのできない高額なものになってしまいました…
これから、機械織りの生地に落とし込もうと考えています。

高いもの見ていただき、「凄い!」と感心してもらうだけで面白くないので、中華街のROUROUさんに、絣のビーチサンダルも作ってもらいました。
Bsan yagasuri Bsan red

Bsan BL Bsan WH

Bsan lady

可愛いでしょ? 
コットンですから、履き心地もとても良いです。
お買い求めになりたい方は、広川町商工会の藍彩市場にお問い合わせください。


http://www.aisaiichiba.com/

2016年5月9日

広川町の久留米絣

  1. 2015/08/26(水) 19:02:16|
  2. 伝統工芸|
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先週、久しぶりで福岡県の久留米絣の産地、広川町に行ってきました。
広川町にはまだ15軒ほど絣の織元が残っているのです。
10年ほど前から5年間ほど、クリエーターとコラボして、服や小物をつくってパリの展示会に出すお手伝いをしていたのがご縁で、お付き合いが続いています。
今回は、数年前に広川町にオープンした久留米絣の販売所『藍彩市場』の売り上げを伸ばすために、一度見に来てほしいという依頼があり、パリ・プロジェクトの時にも手伝ってもらったニニータのデザイナー西脇さんと二人で飛んで行ったのです。

藍彩市場は、こんな感じ。いわゆる物産館ですが…
aisai aisai2

中にはおしゃれな商品も
aisai cushion aisai cushion2

新商品つくりの生地選びのために、工房も回りました。

まず、藍染、手織りの小川内さんの工房
ogawachi

ogawachi2

藍甕で、括った糸を染めますが、括った部分が白いまま残るのです。
これを見ると、高くても仕方がないと思うのですが…
小川内さんのところは、伝統的な柄が中心で、ブルーの濃淡が何とも言えず素敵です。
朝顔柄
ogawachi asagao

売り場にあったクッションの生地を織っている山村健さんの工房にも行きました。
ここも藍染、手織りですが、柄はモダンなオリジナル。
クッション、ソファなどインテリアに向いていますね。
yamamuraken yamamuraken2

yamamuraken3

山村善照さんの工房では、藍でも化学染料でも染めており、藍染めの糸を機械で織るなど、いろいろな試みをしています。
クリエーター向けの生地も織っているそうです。

ito hoshi

久留米絣の工程は30以上もあり、染めた糸はこうして天日で干します。
どの工程も、手間と暇のかかる作業です。
パリに出展しているときに、ハイテクの日本にこんなに手作業の多い伝統的なテキスタイルが残っているとは信じられないと、ずいぶん言われましたが、なんとか生き残って欲しいものです。
ミュージアムの中ではなく、若い人たちも着られるものに落とし込めるようお手伝いしていきたいと考えています。

2015年8月26日





美濃和紙

  1. 2011/08/29(月) 13:54:29|
  2. 伝統工芸|
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夏休みの旅の話に戻ります。郡上踊りの翌日は、美濃へまわりました。美濃は古くからの和紙の産地として有名で、前から行ってみたいと思っていました。ここからパリのMaison et Objetに出展している和紙メーカーもありますし、イサムノグチが岐阜提灯と出会って生まれた照明器具「AKARI」も、美濃和紙でできています。
しかし、美濃市が「うだつの上がる町並み」を自慢にしていることは、あまりよく知りませんでした。
今井家
うだつ


上の写真は現在では美濃史料館になっている旧今井家。この道筋の家々には、立派なうだつが残っています。
「卯建(うだつ)があがる」「うだつがあがらない」という言い方は、今では日常的には使われませんね。火事の多い江戸時代に類焼防止のためにつくった防火壁が、お金持ちかどうかを示すシンボルとなり、軒飾りの豪華さを競うことになったようです。








今井家は、江戸末期から昭和16年頃まで庄屋も勤めてきた和紙問屋。間口はそれほど広くありませんが、奥が深く、細長い中庭にある水琴窟の響きがなんともいえない優雅なものでした。
水琴窟

美濃市では、1994年から毎年秋には、美濃和紙を使ったあかりのオブジェを全国から公募し、「美濃和紙あかりアート展」を開いているとのこと。
あかりアート展

この写真は、「美濃和紙あかりアート館」に飾ってあった写真を撮ったものですが、こんな感じになるようです。
美濃和紙の歴史は奈良時代に始まり1300年余(久留米絣の200年など、まだ最近か?!…)。明治・大正の最盛期には約4000戸の家が手すき和紙に従事していたそうですが、現在美濃手すき和紙協同組合の組合員は15戸。「あかりアート展」が注目され、地域興しのイベントとしては成功しつつあるとはいえ、美濃和紙という伝統工芸の置かれている状況はかなり厳しいに違いありません。イサムノグチは、美濃和紙の岐阜提灯に彫刻家としての表現をのせ、200種類もの「AKARI」をデザインし、その作品は今でも普通の生活の中で使われる大ベストセラーです。伝統と新しいデザインが融合した、第2、第3のベストセラーに登場してきて欲しいですね。

2011年8月29日


郡上八幡

  1. 2011/08/22(月) 20:03:35|
  2. 伝統工芸|
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先週は飛び石で夏休みにしていたので、ブログをしばらくお休みしてしまいました。短い期間でしたが、楽しい夏休みを過ごしましたので、その報告を、これから何回かに分けてしたいと思います。
友人に誘われ、今年の夏は、郡上八幡に盆踊りに行きました。単線の長良川鉄道に乗って午後到着。夜の踊りの前に、少し街を散策。写真などを見て、ぜひ行ってみたい場所の一つだったのですが、町中に水が流れる、本当に良い町でした。

長良川の支流 吉田川。橋の下あたりで、子供達が泳いでいます。吉田川

吉田川の支流の小駄良川。写真のまんなかあたりの川の両岸の凹みは洗い場だそうです。
小だら川

宗祇水 



宗祇水。
連歌の宗祇が愛飲したという湧き水。
透きとおったきれいな水です。
この写真ではよく分かりませんが、水桶は3段の階段状になっていて、一番上は飲み水、下の方では、お米を研いだり、野菜を洗ったりするようです。










町の人が使っている洗い場。小屋の中には、名前が書かれた桶が置かれていました。
江戸時代にできた用水は、地元の人達に大切に管理され、今でも利用されているのです。
洗い場

鯉
洗い場の先にはゆったり泳ぐ鯉の姿。洗い落とされた米粒をえさにしているのだそうです。
エコロジーなどという横文字の言葉が入ってくるずーっと前から、日本人はこうした生活をしていたのですね。


旧庁舎
昭和8年に建てられた郡上八幡の昔の町役場。なかなか風格のある建物で、今は観光会館として使われています。この建物の2階で、「かわさき」と「春駒」という2曲の郡上踊りを教えてもらいました。なんと、郡上踊りは10曲もあるのだそうです! 2曲だけでも、結構難易度高い…


提灯

そして、夜。
家々の軒先の可愛い提灯に灯がともります。


郡上踊りは7月中旬から9月初めまで、一晩ずつ町の中のどこか1カ所の会場で行われ、場所を移しながら、32晩続くのだそうです。この日のお当番は愛宕町。8時過ぎに出かけていくと、小雨が降っているというのに、文字通り老若男女が踊り始めていました。
郡上踊り
狭い道路にできた細長い踊りの輪が、どんどんのびていきます。驚いたのは、浴衣をかっちり着て、上手に踊る若い男の子が多かったこと! 郡上踊りは、男女とも同じ踊りを踊ります。下駄を鳴らし、振り上げて踊る若者が、本当にカッコいい! きっと、小さい時から踊っているのでしょう。8/13〜16日の間の徹夜踊りは圧巻だと聞いていましたが、その様子が想像できます。昔から、日本には、素敵な『ディスコ』があったのですね。

盆踊りは、死者に、「こんなに元気にしていますよ」というのを知らせるためのものだと、以前聞いたことがあります。今年の盆踊りは、私達にとって、特別の意味合いがあるような気がします。郡上踊りは400年続いているそうですが、にぎやかな曲も、静かな曲も、心にしみました。「郡上八幡でていくときは、雨も降らぬに、袖しぼる、袖しぼる…」

2011年8月22日

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