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パリ 装飾美術館

  1. 2017/04/14(金) 18:28:26|
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話題はパリに戻ります。
バウハウスのエクスポジションが開かれていた装飾美術館は、特別展以外も面白いです。
上の方の階では、フランスのインテリアの歴史を見ることができるのです。
ラピズラズリのブルーなどを使った中世の装飾品のカラーも素敵ですが、アールヌーヴォーあたりまでくると、見たことのある曲線が登場してきます。
art nouveau

クチュリエのランバンのお部屋の装飾も迫力があります。
lanvin

脇に置かれているディスプレイをスクロールすれば、ランバンのアパルトマンも覗けるようになっています。

lanvin2 lanvin3

こんなお部屋でくつろげるかしら…と、思いますが、ランバンらしいですね。
特別展が混んでいても、上の階の展示室はすいていて静かですから、階段をのぼってみて下さい。

2017年4月14日



スラヴ叙事詩

  1. 2017/03/31(金) 11:37:47|
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今回はパリではなく東京の話題。
テレビで見た絵が気になり、ミュッシャの「スラヴ叙事詩」を見てきました。
ミュッシャと言えば、20世紀初めのアールヌーヴォーの作品が有名ですが、晩年チェコへ戻って取り組んでいたスラヴ叙事詩は、大きいものは6mX8mと巨大。その大きさだけではなく、圧倒的な存在感で迫ってきました。

スラヴ叙事詩 「原故郷のスラヴ民族」
mucha

ミュッシャは、パリで、華やかで洗練されたポスターなどの作家として、人気もあり、もてはやされていたと思うのですが、50歳で故郷のチェコにムハ(ミュッシャはフランス語の発音で、ムハがチェコ語)として戻り、晩年の16年間を「スラヴ叙事詩」(1912-1926年)の制作に専念します。
巨大なカンヴァスに描かれた20点の作品は、古代から近代にいたるスラヴ民族の苦難の歴史を映し出すスペクタクル映画の一場面のようでした。
第一次世界大戦の悲惨さを感じながら描かれた絵は鬼気迫るものがありますが、ムハが絵に込めたスラヴの文化的『民族自決』という願いが実現するのはずーっと後のことになります。
侵攻してきたナチの厳しい尋問を受けた後、ムハは1939年に病死。
20点の絵は、その後あまり人の目に触れることもなく、2012年にプラハ国立美術館ヴェレトゥルジュニー宮殿で全作品が公開されたとのこと。

エクスポジションの後半は、なじみのあるアールヌーヴォーの作品が並んでいました。

彼の名前を一挙に有名にしたサラベルナールのジスモンダ(下の一番左)

mucha sara mucha 2




ベルエポックの絵も、少し違うものに見えてきました。
よーく見ると、スラヴ的な要素が隠されているような…

6月5日まで、六本木の国立新美術館で、見ることができます。

2017年3月31日






バウハウスのエスプリ

  1. 2017/03/24(金) 18:20:08|
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パリから戻ってからあっという間に2週間たってしまいました。
ブログは長い間お休みしてしまいましたが、少しずつパリの報告をしていきますね。
数日前にロンドンでテロ事件が起きましたが、ファッションウィーク中のパリは、いつもと変わらず、一番のニュースは、テロを恐れてここ数シーズン少なくなっていた日本人のバイヤーが戻ってきたということでしょうか。
テレビは、毎日大統領選挙の話題をとりあげ、極右の国民戦線のル・ペンが世論調査でかなりの数字をとっていました。オランダの総選挙では、極右の票は予想ほど伸びませんでしたが、フランスはどうなるでしょう??? ル・ペンが勝てば、EUは解体??? ユーロからまたフランに逆戻りするのかしらなんて話も…

そんな中でも、ショーも展示会も行われ、ミュージアムでは面白そうなエクスポジションがあちこちで行われていました。
見たいと思っていたルーブルのフェルメール展は、インターネットか当日の朝ルーブルに出向いて予約をとらなければいけないシステムで、長い列にめげて、あきらめました。
最近では、パリの美術館はインターネット予約が主流のようですので、旅行前に調べていった方が良さそうです。

そんなに混んでいないだろうと予想していた装飾美術館の「バウハウスのエスプリ」も、午後に行ったら長い列が出来ており、最終日のオープン前に30分ほど並んで、会場に入りました。

bauhaus entree

この入り口を、後ろから撮ると

bauhaus entree2

バウハウスの家具や建築を断片的に見て、モダーンでいいなあと思っていたのですが、その全貌を初めて知りました。
バウハウスは、第一次世界大戦後 1919年にドイツのワイマールに美術・工芸・建築などを教える学校として設立されました。
教授陣の中には、カンディンスキーや、クレーなどもいて、とてもユニークな教育をしていたようです。

1925年にデッサウに移転。デッサウ校はモダニズム建築としても有名で、バウハウスの関連施設は1996年に世界遺産に登録されています。

bauhaus dessau

私のバウハウスのイメージは、下の写真のようなモダーンな家具ですが、

bauhaus chair

テキスタイルのデザインもやっていたのですね。

bauhaus textile

金属製品も、工業生産用のプロトタイプをつくっていたようですし、陶器も興味深いものが並んでいました。
1932年にベルリンに移転後、ナチスの圧力に屈し、1933年に閉校。
ほんの14年間しか存在しなかった学校ですが、ナチスから逃れるために世界中にわたった先生や生徒が、バウハウスの「文化」を広めたようです。

2017年3月24日






美術館の改修

  1. 2017/01/31(火) 10:55:11|
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(ブログのサイトのメンテナンスに時間がかかり、ずいぶんご無沙汰してしまいました)

昨年末に白金の庭園美術館のボルタンスキー展について書きましたが、そこで一つだけ残念に思ったことがあったので、お話ししておきたい思います。
リニューアルオープンした美術館の本館の旧朝香宮邸は修復され、アールデコの内装もこれまで以上にきれいになっていたことはすでにお伝えしましたが、「別館」は壊され、「新館」となってしまっていたのです!

新館 White cube
white cube

すっきりとモダーンな建物は杉本博司のアドバイスで建てられ、ガラス張りの明るいカフェは居心地良さそうで、ボルタンスキー展の時は、本館からつながった展示場としても使われていました。
でも、ここに改装前にあった「別館」も、“昭和レトロな” 趣のある建物だったのです!
美術館にいる間は、「あれ? 建て替えちゃったの? エッ? エッ?」と思いつつ、実感がわかなかったのですが、家へ帰ってきてから調べて、元の建物は壊され建て替えられてしまったことを確認しました。
以前の「別館」は、たまにクリエーターが展示会場として使ったり、ファッションショーが行われたりしたことがあったので、入ったことがありました。
その内装も、本館のアールデコに負けないくらい、昭和らしい雰囲気を残した独特のものだったのです。
でも、きっと、耐震や耐火の設備が十分でなかったので、全面改築ということになってしまったのでしょう…
本館の朝香宮邸は設備を現在の規制に合うように工夫して蘇ったというのに…

パリの美術館も近年長い間クローズして改修しているところが結構あります。
パリでは古い建物を壊して建て替えたりすることはほとんどなく、耐火の規制をクリアーするために見えないところで、様々な工夫をしているのだと思いますが、建物の良さを残して生まれ変わらせています。
以前、モダーンに変身したピカソ美術館のことを書きましたが、ロダン美術館のリニューアルは出来る限り元の姿に戻そうとしたようです。
7区のアンバリッド近くにあるロダン美術館は、ロダンが晩年アトリエとして使っていた建物がそのまま美術館になっており、学生時代から私のお気に入りの美術館の一つでした。

広いお庭も建物の外観も、改修前と変わりません。
rodin

建物の中も、シャンデリアはもちろん、床の寄せ木細工の一つ一つまで忠実に復元したそうです。
下の写真の床にご注目!
rodin 2 rodin 3

改修の大事なポイントであるバリアフリー化のため、エレベーターが設置されたり、改修の際の説明をする動画が流されている部屋があったり、現在のニーズに合った変更はされているのですが、「そのまま」を基本に据えた大改修であったことは、しっかり伝わってきました。

パリの美術館は建物自体が歴史的建造物であることが多いので、簡単に壊されません。
石造りの建物を長く使っていこうという考えが根底にあるという理由もあると思います。
東京の庭園美術館も、朝香宮邸は文化財指定されていたので守られましたが、「別館」は残念ながら、建て替えられてしまったのです。
昨年美術館としては閉館した鎌倉の近代美術館も壊されてしまう運命だったのを何とか救出されましたが、近い過去である昭和の建物も、「つい最近のもの」と簡単に考えてスクラップ+ビルドしてしまわずに残す努力をしてほしいですね。

2017年1月31日



ボルタンスキー展

  1. 2016/12/02(金) 17:37:00|
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目黒の東京都庭園美術館でひらかれているボルタンスキー展を見てきました。
“アニミタス ‐ さざめく亡霊たち”というテーマのEXPOSITIONは、興味深いものでしたが、3年前に新潟のアートフェスティバルで見た古着を山と積んだインスタレーションの印象が強烈だったので、室内で作品を見るのは、少し物足りない気がしました。

有名な心臓の鼓動が聞こえてくる部屋や、影絵がのぞける仕掛けなどを建物の2階で体験した後、新館の大掛かりな作品へ。

まなざし
boltanski regard

アニミタス
boltanski animitas
風に鳴る風鈴の音がチリチリと響きます。
やっぱりこれは大きな自然の中で見たかったですね。


庭園美術館へは、大規模な改修工事後初めて行きました。
アールデコの朝香宮邸はいつ行っても素敵ですが、今は、お庭の紅葉がきれいです!
boltanski garden

boltanski garden2

室内も撮影可。 窓から、お庭の紅葉が見えますね。
ボルタンスキーによる仕掛けだそうですが、このダイニングルームで食事する宮様達(?)の会話が聞こえてきます… これも亡霊のささやき?
boltanski dining

シャンデリアもアールデコ!という感じですね。
boltanski lampe

階段の上のランプも
boltanski lampe2

美術館の前の銀杏並木もきれいでした
boltanski ichou

ボルタンスキー展は12/25日まで。
都会の紅葉を愛でながら、現代アートを体感しに行ってみてください。

2016年12月2日









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