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クレー展

  1. 2011/07/27(水) 12:48:51|
  2. ミュージアム|
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国立近代美術館で開かれている 「パウル・クレー おわらないアトリエ」展(7/31日まで)を見てきました。クレーというと、谷川俊太郎の詩集に登場する「天使」が目の前に浮かんでくる私にとっては、想像していたのとは少し違ったエクスポジションでした。
「おわらないアトリエ」というテーマが示すように、クレーがアトリエでどんな風に工夫して作品をつくったかというプロセスを説明する展覧会だったのです。素描をなぞって転写した後、水彩絵の具や油彩で色をつける「転写」技法や、一度仕上げた作品を切って、回転させて、また合体させたり、裏表両面描いたり… 様々なテクニックが解説されていましたが、画家がアトリエの中で悩み、考えだした技法を駆使して、絵を描いている様子を想像すると、なんだか胸が痛んできました。
例えば、美術館の入り口の告知板にあった絵は、一度切って、もう一度つなぎ合わせたもの。
クレー展

色はきれいで、楽しめる絵がたくさんありましたが、頑張って説明してある技法の方は、いまひとつピンときません。数ヶ月前に、NHKで伊藤若冲の「技法」を解き明かす番組をやっていましたが、金色を使わずに裏彩色を駆使して鳳凰の羽をゴールドに輝かせたり、モノトーンの墨絵のぼかしの技を計算しつくして使っていたり、テレビを見ながら、何度も「すごい!」と驚き、感動しました。しかし、クレーの技法ついては、「ふむ、ふむ、そうか」という感じで、驚きは感じませんでした。日本の『技』はそれを作り出す手と深く結びつき、西洋のテクニックはロジックから生まれてくるのではないだろうか… そんな風に感じながら、少し消耗して(暑さのせいもあるかも…)、会場をあとにしました。

表へ出ると、入り口脇の現代彫刻の前で、子供が二人、熱心にお絵かき
もう夏休みなのでしょうか… ほっとする光景でした。
近美

夕方6時近く。陽は傾いてきていますが、まだまだ暑いお堀端。
途切れることなくジョッギングする人がすれ違って行きます…
お濠

2011年7月27日


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