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Bon Marcheの大改装

  1. 2012/03/31(土) 17:02:40|
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ボン・マルシェは1852年にパリに誕生した、世界初の百貨店。ショー・ウィンドーでのディスプレイ、定価販売、バーゲンセールなどのシステムを確立した老舗ですが、1984年にLVMHグループの傘下に入り、ベルナール・アルノー率いるチームが経営にあたっています。右岸にあるギャラリー・ラファイエットやプランタンがスケールの大きな大型百貨店であるのに対し、左岸(リヴ・ゴーシュ)にあるボン・マルシェは、本館も地上4階までで、比較的規模も小さく、大き目のセレクトショップという雰囲気です。オーセンティックな商品とともに、旬のブランドの紹介もし、ファッションをはじめとする様々なイベントを企画し、カルチャーを発信するパリらしい高級デパートというイメージを確立しています。

bon marche 外観bon marche 全体

そのボン・マルシェが全館あげての大改装中で、次のステージに向かおうとしています。数年前からパリへ行くと、地下から一番上の階までボン・マルシェを見ていますが、今回、その方向性がかなりはっきり見えました。
上の写真はボン・マルシェの本館の外観ですが、この建物の左奥に、別館があります。本館にはレディース、メンズ、キッズ、インテリア、書籍などが置かれ、別館は地上階が高級食料品売場(Grande Epicerie)、2階にカジュアル衣料が置かれています。 2012年から2017年までの5年間で売り場面積を4000岾搬腓垢觀弉茲撚装工事が進んでいますが、その改装の主役はどうやら別館のようです。現在、本館、別館ともに地下は工事中で、食料品売場に立っていた守衛のオジサンに、「地下は何売場になるの?」ときいたところ、「ワインセラーになるんだよ」との返事。いろいろ調べてみると、別館地下は、ワインセラー、バー・スペース、ガラス張りのパン工房が新設され、2階は、テーブル/キッチンウエア売場となり、別館全体が 『食』の館として生まれ変わるようです。リニューアル後は、この『食』の館は朝6時からオープンし、近隣住民や勤め人に密着したパリで一番のグルメ・セレクトショップを目指すとのこと!
最近パリへ行って「便利になったなあ」と思うのは、モノプリのコンビニタイプ “モノップ”や、カルフールの都市型店舗 “カルフール・シティ”が朝7時ごろから夜11時頃まで営業しており、夜遅くでもミネラルウォーターが買えることですが、あのボン・マルシェが朝6時から営業するとは… パリもずいぶん変わりましたね。

そして、もう一つ 「なるほど!」とうなってしまったのは、『食』の館の地下と、本館の地下は改装後通路でつながり行き来できるようなることです。
現在、本館の地下は、半分はメンズのデラックス売場で、1年前にはキッズ売場だった残りの半分が工事中。今年の9月には全面メンズ売場となる予定です。停滞気味のレディースに較べ、元気の良いメンズの売場を2010年9月に増床したのが、良い結果をもたらしたのでしょう。週末に行くと、新しくなった広々とした靴売場で、ソファに座ってゆったりと靴選びをするオシャレな男性客の姿が見受けられます。
bon marche mens

そして、このメンズのデラックス売場が、別館のワインセラーとバーに繫がる!
ゆったりと靴選びをした男性が、帰りにワイン選びをしている様子が目に浮かびます…

いまや、百貨店は『物』を売るだけではなく、Art de Vivreを提案する時代なのだと、ということをあらためて実感しました。

地下から移ったキッズ売場のことなどは、次回ご説明したいと思います。

2012年3月31日









パリのファッション・ウィーク

  1. 2012/03/24(土) 15:46:43|
  2. ショップ|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0
長い間ブログをお休みしてしまいました。パリからは3月9日に戻って来たのですが、今シーズン立ち上げた日本人クリエーターのショールームの事務処理と、来週27日に金沢でする伝統産業の方達向けの海外進出に関するセミナーの準備に追われ、なかなかブログまで行きつけませんでした。疾風怒濤の日々はどうやら終わりに近づきつつあるので、少しずつパリの報告をしていきたいと思います。

今回のパリファッション・ウィーク(2月28日〜3月7日)では、2012-13秋冬レディース・コレクションが発表され、オフィシャルカレンダーだけで94のファッションショーが行われ、3月2日〜5日の間には、20を越える合同展示会(サロン)がパリの街のあちこちで開催されました。
日本でもヨーロッパでも、テレビのニュースは世界各地の経済危機をとりあげ、ユーロ圏ではギリシャをはじめとしてイタリア、スペインなどの経済は大きく傾き、ユーロの存在自体が危ぶまれ、フランスは大統領選挙に向かって浮き足立つなど、明るい話題がない中で、展示会にバイヤーは来るのだろうかと心配されていましたが、なかなか活気のあるセッションとなりました。
特に、どこのサロンでも、オーダーをつける日本人バイヤーの姿が目立ちました。円高だからということもあると思いますが、買い付けをするバイヤーの熱心さの中に、私は、日本人のものを買う底力のようなものを感じました。
今シーズン大幅に来場者数を増やした小物の展示会プルミエールクラスのオーガナイザーによれば、全体的な傾向として、しっかりとデザインされた商品であれば、値段が少し高めのものでオーダーがついていたそうです。

街を歩いてみると…
フランスのアール・ド・ヴィーヴルを発信するセレクトショップ メルシーの売場のファッション・ウィーク期間中のエクスポジションは、ストールのブランド“EPICE”の商品を花柄のトランクに詰め、明るく春らしい雰囲気を作り出していました。
コラボ商品の花の種もグリーンの植物も販売。

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昨年同時期のExpositionのテーマがIndigoだったことを思うと、この明るさは、暗いニュースを吹き飛ばし、「今年は春の訪れを楽しみましょう」そして「お買い物も楽しみましょう」という消費者へのメッセージがこめられているような印象です。エコロジーへの配慮も織りこんでいるところが、いかにもメルシーらしい。

有名セレクトショップ“コレット”のウィンドウは春のカーニバル!
ここも風船を飛ばし、明るさを演出しています。
colette

colette 2

コレットは、今年ちょうど15周年。その記念として、3月10日、11日に近くのチュルリー公園に4000屬離謄鵐箸鯆イ蝓⊆莪先の50ほどのメーカーがスタンドを出し、新製品の紹介や、コラボ商品の販売など、お祭りイベントをしたそうです。バレエシューズのレペトが子供にクラシックダンスを教え、ナイキがディスコレッスン、帽子のメゾン・ミッシェルがインスタント写真撮影ボックス(映画“アメリ”に出てくるプリクラのようなもの)をつくるなど、楽しい催しが行われたとのこと。

どこの店も、「そろそろ動き出したい」という消費者の気分を先回りして表現していると言えるのではないでしょうか

2012年3月24日


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