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植田正治の写真

  1. 2013/12/27(金) 12:47:43|
  2. ミュージアム|
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12月はブログを書くのをさぼってしまいました。海外に行っていたわけでもなく、風邪をひいていたわけでもなく、「師走」とはいえ、それほど忙しく走っていたわけでもないのですが… 
今年最後のブログアップは、昨日見てきた 「植田正治とジャック・アンリ・ラルティーグ – 写真で遊ぶ」展のご報告です。(2014年1/26日までやっています)
数週間前、NHKの日曜美術館で植田正治の写真がとりあげられ、初めて彼の不思議な写真を目にしました。とても気になり、恵比寿の東京都写真美術館で開催されているエクスポジションを、東京に出たついでに、見に行ったのです。
写真美術館

2人とも生涯アマチュア精神を貫き、写真を撮ることを楽しんだとのことですが、遊び方はずいぶん違うように思います。その違いは、フランスと日本の文化の違いとも言えるかもしれません。
1894年裕福な家庭に生まれたラルティーグの写真には、たしかに「ああ、楽しかった!」という気分があふれており、撮影場所もニース、サンモリッツ、オンフルール、ベアリッツなどなど、フランスの高級バカンス地がキラ星のごとく並んでいます。
左は自宅のお風呂。ラルティーグ本人。  /  右はオンフルールで撮ったビビとマミ
ラルティーグ 風呂 ラルティーグ 車

そういえば、ルイ・ヴィトンのバッグを撮ったこんな写真もラルティーグでしたね。
しっかり遊んでいますよね。
ラルティーグ

一方、ラルティーグを尊敬していたという植田正治は、1913年に鳥取県西伯郡境町(現・境港市)に生まれ、故郷の山陰地方にとどまって撮影を続け、特に鳥取砂丘にこだわり、物語の舞台として選んでいます。
テレビで写真を見た時に、平面的な感じがしたのですが、本物を見てもその印象は変わらず、とても日本的なユニークな世界でした。
自分の家族を砂丘で撮った「パパとママと子供たち」 / 右は Experiment (Landscape)
砂丘 家族 砂丘 ボディ

人間も、帽子や傘の骨のようにオブジェ化され、なんとも不思議な世界です。
右の写真は、ダリの絵のようではありませんか?

日曜美術館には、モード写真が何枚も登場していたのですが、写真美術館にはほとんど展示されておらず、本物が見られず残念に思い、インターネットで画像検索してみたところ、80年代にTAKEO KIKUCHIの広告写真を撮っていたようです。
砂丘 菊地

1983年に砂丘写真にも登場する奥様が亡くなり、失意の中にいたところ、広告業界で仕事をしていた息子さんに、やってみないかと勧められ、それまでは商業主義からは遠いところにいた植田正治がモードの写真を撮り始めたようです。

1985年には、アニエスベーの依頼で、カーディガン・プレッション(前たてにスナップがついたシンプルなカーディガン)のこんな写真も撮っています。
砂丘 アニエス
遊んではいますが、やっぱりどこか生真面目。
この生真面目さが、日本的という印象を与えるのかもしれませんね。

美術館で見た写真の中では、『童暦』(わらべこよみ)シリーズの子供たちの写真が、私は好きでした。
童暦

持っているのは桜の花でしょうか。
ちょっと照れくさそうな満面の笑み。
道の向こうには明るい未来がありそうな…

皆さん、良い年をお迎え下さい。

2013年12月27日

ミュージアムショップ@国立新美術館

  1. 2013/12/03(火) 13:42:24|
  2. ミュージアム|
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  4. コメント:0
六本木の国立新美術館のミュージアムショップは、アートっぽいアクセサリーからミナ・ペルフォルネンのバッグやコム・デ・ギャルソンのお財布まで並んでいるので、見ていて楽しいです。
museum shop

今回は玉木新雌 (tamaki niime)さんのつくるカラフルなショールが置いてありました。
tamaki ショール

玉木さんは、1960−80年代に兵庫県の西脇市で稼働していたヴィンテージの織機を使い、新しい播州織を開発しているそうです。
初めて作品を見ましたが、コットンとは思えないふんわりと暖かそうな風合いで、カラーも楽しく、「220年続く播州織の伝統に新しい息吹をあたえている」という説明にも、納得!
インターネットで調べてみたら、ショーツや、子供服もつくっているようです。

パリで見かけた高橋理子さん(Takahashi Hiroko)の商品も置いてありました。
HIROCOLEDGEのSleeve Bagは、伝統的な注染の技法で染めたオリジナル手ぬぐいにハサミを入れずにつくったもの。
hiroko bag

パリで彼女の作品を見たのは、CFOC(La Compagnie Francaise de l’Orient et de la Chine)というオスマン通りにあるアジアの伝統的な工芸品を扱う店。
ちょうど高橋さんのExpositionを開催中で、ウィンドウはこんな感じ。
hiroko cfoc hiroko cfoc2

いかにもオスマン通りらしい立派な建物の1階です
cfoc

パンフレットもつくられていました。
hiroko pamph

円と直線をベースにデザインされた着物は新鮮で、足を開いてすっくと立った仁王立ちの写真も、世界に発信するんだという決意表明のようで、頼もしいです。

話は飛びますが、先週のNHKのプロフェッショナルでデザイナーの佐藤ナオキがとり上げられ、伝統的な塗り箸の産地である若狭を訪ね、職人の『技』に感心し、箸をデザインしている様子が放映されていました。佐藤氏、とても楽しげで、上がってきた新作箸のサンプルはモダーンで素晴らしいものでした。

播州織のショールも、HIROCOLEDGEの着物も、若狭のお箸も、才能あるデザイナーの若々しいアイディアと産地に蓄積されてきた日本人ならではの細部にこだわるテクニックとがフュージョンして、出来あがったものです。産地の伝統工芸が生き残り、世界に出ていくためには、『デザインの力』が必要なのです!
若いデザイナーの方達には、是非とも頑張って頂きたいですね。

2013年12月3日

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